クレジットカード現金化は貸金業じゃない?他の方法との違いを解説
更新日:2021.11.12kkd_admin
クレジットカード現金化と他の方法との【違い】を全て解説!
今話題のAmazonギフト券買取との違いや、クレジットカード現金化する方法の違いについても言及していきます!
目次
クレジットカード現金化と他の資金調達方法との違い
クレジットカード現金化とは、ショッピング枠を使って現金を得る方法です。
プロの専門業者を利用するか、自分で換金性の高い商品をカード購入・転売することでカード決済額を現金に換えます。
クレジットカード現金化は、お金がない時に利用される資金調達法の一つですが、果たして方法に比べて、どのような違いがあるのでしょうか?
クレジットカードのキャッシング、銀行カードローン、消費者金融の3つと比較してみました。
方法 | 金利 | 調達スピード | 審査 | 業種 |
---|---|---|---|---|
クレジットカード現金化 | 月利10% | 最短5分〜30分前後 | なし | 古物商 |
キャッシング | 年利20% | 1〜2週間 | あり | 貸金業 |
消費者金融 | 年利18〜20% | 即日〜2週間 | あり | 貸金業 |
カードローン | 年利14~15% | 1〜2週間 | 厳しい | 銀行業 |
なお、金利はそれぞれの平均相場、調達スピードに関しては、新規契約の際の最短〜最長スピードを掲載しています。
以上の結果を踏まえて、クレジットカード現金化とそれぞれの資金調達の違いを、項目ごとに詳しくみていきましょう。
金利
クレジットカード現金化の手数料は、換金率という数字で表されます。
換金率とは、カード決済額に対して自分の銀行口座に振り込まれるお金、すなわち自分が手に入れられる金額の割合を指します。
- 換金率が90%の現金化業者を利用した場合
- 5万円のカード決済額に対して、90%の現金を手に入れられるということなので、
5万円×90%=4万5千円が銀行口座に振り込まれます。
残りの5千円は手数料として、クレジットカード現金化業者に徴収されます。
クレジットカードの支払いは翌月の引き落とし日となるので、月利にして10%という計算になります。
これを年利に直すと、10%×12でなんと年利120%!
コスト面で考えると、クレジットカード現金化は他の方法よりも割高と言わざるを得ません。
金利は銀行カードローンが最安
数ある資金調達方法の中で、1番お得に現金が借りられるのは銀行カードローンです。
「この人になら○○円貸せる」としっかり利用限度額を見極めている分、安い金利でお金を貸してくれます。
そのかわり、審査は厳しく、発行に時間がかかるというデメリットもあります。
調達スピード
あらゆる方法の中でクレジットカード現金化が抜きん出ているのが、そのスピード性です!
クレジットカードのキャッシングやカードローンは、街にあるATMやCD(キャッシュディスペンサー)を差し込めば、すぐに現金が借りられます。
しかし、新規申込みとなると審査を受ける必要があるので、カード発行まで1〜2週間を要します。
最近では、即日融資可能な消費者金融も増えてきましたが、審査にかかる時間を考えると。午前中までの申し込みが必須。
その点クレジットカード現金化は365日24時間、ネット手続き最短5分で現金が手に入ります。
24時間営業の現金化業者- 必要書類もクレジットカードと身分証だけ
- カードローンや消費者金融の申し込みには、源泉徴収票などの収入証明書の類が必要だったり、職場に電話がかかってくる在籍確認が行われたりと、煩わしい手続きがたくさんあります。
それに対してクレジットカード現金化は、顔つきの身分証明書とクレジットカードさえあれば利用できるのも嬉しいポイントです。
審査
通常、金融機関は貸し倒れを防ぐために、新規申込者には審査を実施。
利用者の信用情報を見て融資の可否や利用限度額を決定します。
しかし、クレジットカード現金化には審査がありません。
なぜなら、クレジットカード現金化で利用者にお金を貸すのは、あくまでもカード会社だからです。
クレジットカード現金化業者は、仲介人として利用者のカード決済額を現金に換えて振り込むだけ。
回収リスクがないからこそ、主婦や無職の方など収入が少ない方でも審査不要で利用できる仕組みになっているんですね。
- 現金化がバレるとカード利用停止になるので注意
- カード会社は当然、返済能力のわからない相手にはお金を貸したくないと思っているので、クレジットカード現金化はカード会社の利用規約違反。
現金化がバレると、カード利用停止や強制解約などのペナルティが課され、今後クレジットカードが使えなくなってしまうので注意してください。
業種
クレジットカード現金化は取引の性質上、古物商に分類されます。
日本では銀行は銀行業、銀行以外のお金を貸す金融機関のことを貸金業として定めています。
それではクレジットカード現金化も貸金業?と思うかもしれませんが、答えはNO!
クレジットカード現金化は、カード購入した商品を買い取って、それと引き換えに現金を渡すという中古品買取の形式を保っています。
本来の目的は借金なのですが、このようにあくまでも「借金ではない」という体裁を保っているのがクレジットカード現金化。
借金は年収の1/3までという総量規制に当てはまらないので、主婦や無職の方でも現金調達できるんですね。
そのかわり金利は20%までという利息制限法も適用されないので、悪徳業者に捕まると、法外な手数料をとられる危険性もあります。
- 銀行も総量規制の対象外
- 借金は年収の1/3までという総量規制は、貸金業に適用される法律です。
銀行は貸金業ではなく銀行業として、銀行法が適用されるので、クレジットカード現金化と同じように総量規制の対象外となります。
店舗型業者と無店舗型業者の違い
ここまで、クレジットカード現金化と他の資金調達方法の違いについて解説してきました。
それでは次は、クレジットカード現金化業界における業者の違いについて解説!
街にお店を構えて経営する店舗型のクレジットカード現金化業者と、ネット上で経営する無店舗型業者の2つの違いを説明します。
ネットで今すぐ現金化店舗型の現金化業者
店舗型業者は、街で実際にお店を構えて営業しているタイプのクレジットカード現金化業者です。
「カードでお金」などの看板を掲げており、専門現金化ショップだけでなく、金券ショップを兼任している場合もあります。
店舗型業者のクレジットカード現金化の方法は、買取方式。
その場にある金券類やブランド品をカード購入し、それを買い取ってもらうという古典的な手法です。
現金化の老舗業者を利用する店舗型の現金化業者のメリット
店舗型のクレジットカード現金化業者を利用するメリットは、以下の通りです。
- 店員と対面でやりとりできる
- その場で現金を手に入れられる
- 銀行口座がなくても利用できる
店員さんと顔を見てやりとりできる店舗型業者なら、その場で疑問を解消できるので、ネット取引が不安という方におすすめ。
また、その場で現金を手に入れられるので、もし自宅や勤務先の近くに現金化ショップがあれば、ネット業者よりも確実でスピーディです。
店舗型の現金化業者のデメリット
店舗型クレジットカード現金化業者には利用するメリットだけでなく、以下のようなデメリットも存在します。
- 営業時間内に店舗に足を運ぶ必要がある
- 換金率が低い
- カード利用停止になりやすい
- 怖い思いをする危険性がある
現金化ショップの営業時間は、だいたい10:00~20:00が一般的。
お勤めしていて忙しい方だと、なかなか営業時間内に足を運ぶのが難しいかもしれません。
また、店舗型業者は、ネット業者に比べて土地代、光熱費などの店舗の維持費がかかるぶん、換金率が低く設定されています。
さらに、ブランド品や金券類など、換金性の高い商品を購入するので、カード会社にバレてしまう危険性が大。
普段あまりクレジットカードを使わない人だと、現金化目的の決済だと疑われて、カードが利用停止になってしまいます。
また、お店選びを間違えると、奥から怖いお兄さんが出てきて、強引に契約させられるリスクも否めません。
路地裏にある明らかに怪しいお店や、人目のつかない雑居ビルの中にある店舗などには、足を踏み入れないようにしましょう。
安全に利用できる優良店無店舗型の現金化業者
店舗型業者に対して、ネット上で経営しているのがクレジットカード現金化の無店舗型業者です。
実店舗を持たないので、申し込みは電話かweb申し込みが基本。
無店舗型業者を利用する流れは、以下の通りとなります。
- 公式サイトにアクセス、web申し込み
- 業者から折り返しの電話連絡
- 指定のショッピングサイトで商品をカード購入
- 銀行口座に振込
商品をカード購入するという点においては店舗型業者と同じですが、現金化の原理は全くの別物。
店舗型業者が買取方式を採用しているのに対して、無店舗型業者はキャッシュバック方式を採用しています。
- キャッシュバック方式とは
- 対象商品の購入特典として、現金をキャッシュバックする方法。
家電量販店や携帯電話ショップが実施している「今購入すると○○円キャッシュバック!」というキャンペーンと同じです。
キャッシュバック方式最大の特徴は、中古品買取ではないので、換金性の高い商品をカード決済せずに済むという点です。
カード購入するのは、おもちゃの指輪やパワーストーンなど換金目的に見えないものばかりなので、カード会社に現金化目的だと疑われにくく安全です。
カード会社にバレずに現金化無店舗型業者のメリット
無店舗型クレジットカード現金化業者を利用するメリットは、以下の通りです。
- 手続きがネットで完結する
- カード会社にバレにくく安全
- 場所・時間を問わず最短5分で現金化できる
- 換金率が高い
無店舗型業者は、ネット上で経営しているだけあって、シーンを選ばない現金化が可能!
自宅や勤務先でもスマホ1つで申し込みができ、24時間営業の業者を選べば、早朝・深夜でも必要な金額を調達できます。
また、店舗型のクレジットカード現金化業者と違って、最小限の維持費で運営できるので、そのぶん換金率が高いというメリットがあります。
店舗型業者のデメリット
無店舗型業者は、顔が見えないネット上の取引となるぶん、現金化ショップにはないデメリットも存在します。
- 悪徳業者と優良店が見極めづらい
- 個人情報漏洩リスクがある
怪しい店舗かどうか外観で判断しやすい現金化ショップと違って、ネット業者に窓口は公式サイトのみ!
一見きれいに作り込まれていることも多いため、初心者には悪徳業者と優良店が見極めづらいというデメリットがあります。
また、ネットワーク経由でカード情報を送信しなければならないため、個人情報漏洩リスクも発生します。
- 入力画面が暗号化されているか確認しよう
- 個人情報を入力する際は、ページのURL欄に鍵マークがついているかチェック。
クリックしてhttpas://で始まるURLであれば、送信する情報はセキュリティ保護されているので安心です。
店舗型と無店舗型のクレジットカード現金化には以上のようなメリット、デメリットの違いがあります。
今はネット業者でクレジットカード現金化するのが一般的ですが、スマホ操作が不慣れという方や、近くに現金化ショップがあるという方は、店舗型業者を利用してみるのもおすすめです。
Amazonギフト券買取とクレジットカード現金化の違い
現金化といえば最近、amazonギフト券買取が話題です。 が、クレジットカード現金化とamazonギフト券買取はどこが違うのでしょうか?
一言で言うと、amazonギフト券買取はクレジットカード現金化の手段!
スバリ、自分で商品を購入・転売する自分での現金化と、ネット型現金化業者の合いの子のような方法です。
手順としてはまず、オンライン商品券であるamazonギフト券を、アマゾンの公式サイトから自分で購入します。
そして、ギフトコードをamazonギフト券買取業者に送信することで、転売します。
簡単に言えば、購入は自分で、そして転売は業者にお願いするということですね!
amazonギフト券買取のメリット
- 手続きがネットで完結する
- 換金率が高い
amazonギフト券買取は、基本ネットで手続きが完結するのが魅力!
amazonギフト券は公式サイトからオンライン購入できるだけでなく、ギフトコードをメール送信するだけで簡単に転売できます。
また、amazonギフト券は世界最大のショッピング市場、アマゾンで現金と同等の価値を持っているため、高価格で取引されます。
その換金率は実際、amazonギフト券の買取業者の多くが、初回買取で換金率90%を保証しているほど!
手続きから平均30分前後で現金が振り込まれるので、スピード性も問題ありません。
amazonギフト券買取のデメリット
- 購入手続きを間違えると売れない可能性がある
- 高額の現金化はカード会社にバレるやすい
クレジットカード現金化業者は、購入から転売まで責任を持って付き添ってくれますが、amazonギフト券買取は購入に関しては自己責任。
amazonギフト券は1つだけでなくいくつかの種類があるので、購入するタイプを間違えると換金率が大幅に下がったり、そもそも売れない危険性があります。
ちなみに、amazonギフト券買取業者の間で取引されるもっともメジャーなアマゾンギフト券は、Eメールタイプです。
また、amazonギフト券は贈答目的で利用されることも多いので、一般的には現金化目的の購入だとバレにくいと言われています。
しかし、購入額が高額になればなるほど、換金目的だと疑われる危険性も高くなるので、5万円以下の少額利用にオススメです。
クレジットカード現金化におすすめの優良店
換金堂
換金堂は、2007年4月に創業した老舗業者です。
クレジットカード現金化の方法としてアマゾンギフト券(amazonギフト券)の買取を導入しており、「現金の受け渡しはしたくない」「家族にバレたくない」といった方も安心して利用できます。
20万円以上の利用で換金率が最大96%になるキャンペーンを実施しているので、高額を利用したい方にはもってこいのオススメ店舗です。
換金クレジット
換金クレジットは、最短5分という入金スピードの速さに特徴がある現金化業者です。
換金率も最大98%と、高い水準を維持しています。
なお、営業時間内であれば年中無休で入金してもらえるため、土日祝日に現金が必要になった方にもおすすめです。
88キャッシュ
まとめ
この記事では、クレジットカード現金化と他の資金調達方法との違い、店舗型業者と無店舗型業者との違い、そして、amazonギフト券買取と現金化の違いについてまとめました。
以上を踏まえて、クレジットカード現金化の特徴や他の資金調達方法との違いをもう1度おさらいしておきましょう。
- クレジットカード現金化は最短5分ともっともスピーディな資金調達方法
- 銀行は銀行業、消費者金融は貸金業、クレジットカード現金化は古物商
- 現金化は審査がないので主婦や無職の方でも利用可能
- クレジットカード現金化は総量規制の対象外
- 金利は銀行カードローンが1番安い
- クレジットカード現金化は信用情報を傷つけずに現金を調達できる
- 現金化業者には店舗型とネット型の2種類がある
- 店舗型業者ならその場ですぐに現金を受け取れる
- ネットの現金化業者はカード会社にバレにくく安全
- amazonギフト券買取はクレジットカード現金化の手段
クレジットカード現金化は業種が古物商なので、銀行や消費者金融と、手数料の形態や法規制が異なります。
クレジットカード現金化そのものも手法によって安全性やコスト面、スピード性に違いがあるので、自分に適した方法を選ぶとよいでしょう。